「結果は全く惨敗だ」 IWC脱退に自民・二階幹事長[2018/12/26 19:09]

 日本がIWC(国際捕鯨委員会)を脱退することについて、自民党の二階幹事長は日本政府の主張が受け入れられず、「惨敗だ」と厳しく指摘しました。

 IWC脱退の決定を受けて、自民党は捕鯨議連の総会を開きました。このなかで二階幹事長は日本の主張がIWCに受け入れられず、脱退につながったことについて「結果は全く惨敗だ」と指摘しました。さらに、「このまま引き下がるつもりはない」と述べ、自民党としても捕鯨に関する日本の考え方が世界で認められるよう努力する考えを示しました。また、総会では「地域における捕鯨を後世に伝えるための判断だ」「日本は自分勝手にやめたのではない」などと、脱退を支持する意見が相次ぎました。吉川農林水産大臣は「引き続き、日本の立場を関係国に説明していく」と強調しました。

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