レーダー照射問題で防衛省が映像公開　韓国側は反発[2018/12/28 23:11]

　韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題で、防衛省は当時の映像を公開しました。

　映像には韓国軍の艦船から2回、火器管制レーダーを照射された場面や自衛隊機から呼び掛けを3回、行ったことが含まれています。韓国側からの応答はありませんでした。防衛省は韓国側が捜索していたとされる北朝鮮の漁船が目視できる距離にあることから、レーダーを使う必然性はなかったとみています。一方、韓国国防省はあくまで火器管制レーダーは運用していないとして、動画は「日本側の主張の客観的な証拠として見ることができない」と指摘しました。また、自衛隊機が低空飛行したとして「友好国として非常に失望した」と批判しています。