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厚生労働省の統計調査が不適切に行われていた問題で、国の統計制度を所管する総務省は臨時の会合を開き、厚労省から経緯の説明を受けました。
(政治部・小野孝記者報告)
有識者らによる総務省の統計委員会が開かれ、「なぜ調査方法を変えたのか」などの説明が求められましたが、厚労省側は「調査中」と繰り返し、かみ合わないやり取りが続きました。会議のなかで厚労省の担当者は、雇用保険の支給などの目安となる勤労統計の調査方法を2004年から変更したにもかかわらず、総務省に必要な届け出をしていなかったことを陳謝し、再発防止に努めると述べました。有識者からは「なぜ調査方法を変えて良いと判断したのか」「厚労省の構造的な問題ではないか」「組織的ではないか」などと厳しい質問が相次ぎました。しかし、厚労省側は「調査中で確たることは言えない」などと繰り返しました。出席した有識者からは「厚労省には裏切られた。重要統計をすべて総務省に移管すべきだ」などの声も上がっています。
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