厚労省での問題受け点検 基幹統計で22の不適切事案[2019/01/25 05:50]

 厚生労働省による不正統計問題を受け、総務省は各省庁の基幹統計を点検し、22の統計で不適切な事案があったと発表しました。

 三宅政策統括官:「毎月勤労統計のように重大な事案はなかったということは確認できたが、その他の事項についてこうした点が確認できたということは非常に残念」
 総務省は56あるすべての基幹統計を点検し、22の統計で記載ミスのほか、統計の抽出方法が国が認めている方法と異なっているなど不適切な事案があったと明らかにしました。しかし、毎月勤労統計のように国民生活に直接影響を与える問題はなかったということです。総務省は今後、新たな専門部会を設置し、233ある一般統計についても検証することにしています。

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