「児童虐待根絶に全力、早急に対応策」と安倍総理[2019/02/07 11:48]

 児童虐待は参議院の予算委員会でも議論になりました。千葉県野田市の事件を受けて安倍総理大臣は8日、関係閣僚会議を開催する方針を表明しました。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 安倍総理は「子どもの命が最優先だ」と力を込め、早急に対応策を打ち出す考えを示しました。
 公明党・山本参院議員:「政府を挙げて児童虐待根絶に取り組んで頂きたい。総理、いかがでしょうか」
 安倍総理大臣:「幼い命を守りきれなかったことは本当に悔やんでも悔やみきれないこと。あらゆる手段を尽くして、児童虐待の根絶に向けて政府挙げて全力で取り組んで参ります」
 安倍総理は8日に閣僚会議を開き、児童の情報を関係機関で共有する際の新たなルールを設定する方針を示しました。一方で、豪雨災害の復旧費用などが盛り込まれた2018年度第2次補正予算案が7日午後に成立し、8日からは2019年度予算案の審議が始まります。焦点となるのは引き続き不正統計問題です。野党側は統計を担当していた厚生労働省の元幹部の国会招致を求めるなど攻勢を強め、安倍政権を追い込みたい考えです。現在もこの更迭された幹部の招致を巡って与野党の駆け引きが続いています。

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