公明幹部 総理の憲法9条改正理由に疑問[2019/02/14 17:04]

 公明党の北側憲法調査会長は、安倍総理大臣が自衛官の募集に地方自治体が非協力的なことを理由に憲法9条の改正の必要性を訴えたことに疑問を呈しました。

 公明党・北側憲法調査会長:「自衛隊員の募集は極めて大事なことですから、市町村の協力が得られれば良いなと。そのためにはどうすれば良いのかなということはぜひ検討していくべきだと思いますが、その問題と9条に自衛隊を明記していくと、そういう改正をしていくというのは直ちにつながらないのではないかというふうな印象を私は受けております」
 北側憲法調査会長はまた、「自衛隊員の募集は極めて大事だが、憲法9条の改正までやらなくても対処できる」と述べました。そのうえで「2019年度予算案を年度内に成立させることが最優先だ」として、4月までは国会で憲法改正議論を行うことはないという認識を示しました。

こちらも読まれています