“辺野古”総理と玉城氏 来月1日にも会談へ[2019/02/25 11:47]

 沖縄県名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票は、7割を超える約43万人が反対の意思を示しました。政府の反応です。安倍総理大臣は「普天間基地の固定化は絶対に避けなければならない」として辺野古移設に改めて理解を求めました。

 (政治部・前田洋平記者報告)
 安倍総理は25日朝、「投票結果を真摯に受け止める」としたうえで、工事の継続に理解を求めました。
 安倍総理大臣:「世界で最も危険といわれる普天間基地が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければなりません。もうこれ以上、先送りすることはできないと思います」
 安倍総理はまた、「移設される基地の機能は普天間の3分の1だ」と述べ、辺野古への移設が基地の整理縮小にもつながると強調しました。安倍総理と玉城知事の会談は早ければ来月1日にも実現する見通しです。菅官房長官は記者会見で、「普天間の危険性について玉城知事がどのように考えているのか聞いてみたい」と発言しています。政府関係者は「今回の結果を機に対話はより難しくなる」と話していて、県側との溝は深まるばかりです。

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