野党側は総理官邸の関与がなかったか厳しく追及しました。
国民民主党・原口国対委員長:「国会のなかで議論されているのは官邸の関与でありました。政務三役についても聞いていない」
厚労省特別監察委・樋口委員長:「統計法上はきちんとした手続きを経ており、統計の専門的な視点から合理性を欠いているとはいえない。統計法の趣旨に照らし、不適切だと疑われるケースとはいえないと判断した」
幕引きを急ぐ与党側は来月1日に2019年度予算案の衆議院通過を図りたい考えです。それに対し、野党側は「不正統計問題の真相解明が不十分だ」として、野田聖子予算委員長の解任決議案の提出を検討するなど徹底抗戦する構えです。
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