元“懐刀”がトランプ氏を評価 「米朝会談は成功」[2019/03/08 17:04]

 トランプ大統領の元側近で首席戦略官を務めたスティーブン・バノン氏は、先月末にベトナム・ハノイで行われた2度目の米朝会談について「成功だった」との見方を示しました。

 元大統領首席戦略官、スティーブン・バノン氏:「ハノイで行われた会談は成功だったと思っている。トランプ大統領は平和をもたらそうとしている。すべての核、生物、化学兵器などを北朝鮮から排除するため、これまでのどの政権よりも尽力している」
 3日から来日しているバノン氏は、自民党の外交に関する会合で講演しました。米朝首脳会談で合意文書の署名を見送ったことについて、バノン氏は「トランプ大統領は慌てるよりも正しい行いをすることが重要だと判断したのだろう」との見方を示しました。そして、「北朝鮮は中国の属国のようなものだ」と述べ、北朝鮮の非核化実現のためには「中国に対して圧力を掛け続けなくてはいけない」と指摘しました。また、来年の大統領選挙でトランプ大統領が再選されるとの見通しを示しました。

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