北朝鮮の「瀬取り」監視活動に仏海軍が参加へ[2019/03/08 17:08]

 防衛省は北朝鮮の船舶などが海の上で物資を積み替える、いわゆる「瀬取り」対策のため、フランス海軍が今月中旬に哨戒機や艦船を派遣して日本と共同で警戒監視活動を行うことを明らかにしました。

 フランス海軍が派遣するのは、哨戒機「ファルコン200」やフリゲート艦「ヴァンデミエール」です。北朝鮮は、国連安保理の決議で禁止された海上で積み荷を移し替える瀬取り行為を繰り返し行っているとみられます。そのため、日本の海上自衛隊をはじめアメリカ軍のほか、オーストラリアやカナダ、イギリス、ニュージーランドが航空機や艦船での警戒活動を行っています。瀬取りに対する警戒監視活動に加わるのはフランスが7カ国目になります。

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