公務員改革巡り自民が提言 定年延長以外も徹底を[2019/03/08 19:12]

 自民党は政府が検討を進めている国家公務員の定年延長に先立ち、能力・実績主義の徹底など改革を確実に進めるよう菅官房長官に申し入れました。

 自民党・塩崎行政改革本部長:「公務員制度改革のなかで定年延長だけが進んで、他の主要課題が進んでないんじゃないか」
 自民党の提言では、特に幹部職員に関する改革が不十分だと指摘し、民間からの登用を進めることや年功序列型の給与制度や人事評価を見直すことを求めています。また、政府は国家公務員の定年を65歳に引き上げる際、60歳を超えた職員の給与を一律に3割カットすることを検討しているため、自民党は「同一労働、同一賃金」の考え方と整合性を取るよう注文を付けました。

こちらも読まれています