日韓関係は「今までのなかで最悪」 河村元官房長官[2019/03/25 19:12]

 超党派の日韓議連で幹事長を務める河村元官房長官が現在の日韓関係について「今までのなかで最悪の状況」と懸念を示し、関係改善に苦慮していることを明らかにしました。

 日韓議連・河村元官房長官:「(日韓関係は)今までのなかでは最悪の今、状況ではないか。韓国側が協議に応じてくれれば話はできると思うが、(レーダー)照射事件でも分かるように、なかなか応じたからといって話がうまいこといくかは分かりませんが、手順だけはちゃんと踏んでいかないと」
 河村元官房長官は、政府の対応について「これ以上、関係を荒立てない方向に舵(かじ)を切りつつある」と分析したうえで、日韓で未来志向の関係を築くためには若者の交流が効果的であるとの考えを示しました。また、日本側はゴールデンウィーク明けにも日韓議連の会合を開きたいとの考えを伝えているのに対し、韓国側からはまだ回答がないことも明らかにしました。

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