自民が“LGBT法案”の骨子了承「まずは理解増進を」[2019/03/28 16:54]

 自民党はLGBT(性的少数者)の人たちに必要な政策を検討する委員会を開いて、「LGBTへの理解を増進する」法案の骨子案を取りまとめました。

 自民党“LGBT”特命委員会・古屋委員長:「今、理解増進が進んでいないなかで、まず理解増進させる。そのうえで、色んな対応をしていく」
 法案の骨子案では、「性的指向と性同一性の多様性を受け入れる寛容な社会の実現」を目指すとしています。また、政府には国民の理解を深めるため基本計画の作成を義務付けたほか、企業に対しては雇用環境の整備などを求めています。出席した議員から異論はなく、骨子案は了承されました。自民党の特命委員会は今後、法案の条文の作成を急いで今の国会に提出したい考えです。

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