有識者懇に出席の京大・山中教授「素晴らしい元号」[2019/04/01 11:54]

 新しい元号が「令和」に決まったことを受け、有識者懇談会に出席していたノーベル賞受賞者の山中伸弥教授は「日本の姿にぴったりだ」と語りました。

 京都大学・山中伸弥教授:「まさに伝統を重んじると同時に、新しいものにチャレンジしていく、日本のこれからの姿に非常にぴったりの元号ではないかと。私自身も科学者ですので、過去の色んな知見を大事にしながら、新しいものを生み出していくのが仕事ですので、そういった意味からも本当に素晴らしい元号であると考えています」
 1日午前9時半ごろから総理官邸で行われた有識者懇談会には、山中教授ら9人の有識者が出席しました。出席者によりますと、懇談会では日本や中国の古典を出典とする3つ以上の案が入った封筒が配られ、杉田官房副長官が説明を行ったということです。
 作家・林真理子さん:「本当に日本にふさわしい万葉集から選ばれたということで、私も作家の一人としてこれで万葉集ブームが起こるんじゃないかと思ってとてもうれしく思っております」
 千葉商科大学・宮崎緑教授:「『令和』って万葉集から引いております。当時は非常にある意味でグローバルな時代だったと思いますので、今日のグローバル社会にとてもよく合っているのではないかと思いながら拝見しておりました」
 複数の有識者によりますと、懇談会の中でも「令和」が「素晴らしい」という意見が多かったということです。

くわしくは動画で…

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