「令和」の他に…「英弘」「万和」など最終案は6つ[2019/04/02 11:46]

 新しい元号を「令和」に決める過程で、政府が検討した6つの最終案がすべて明らかになりました。

 日本の古典に由来する案は3案で、新しい元号となる令和のほかに「英弘」と「広至」がありました。英弘の出典は「日本書紀」です。広至については日本の古典に加えて、中国で最も古い詩集「詩経」も典拠としています。また、中国の古典から「万和」「万保」「久化」の3案があったことも明らかになりました。政府はそれぞれの案の考案者を明らかにしない方針ですが、令和の考案者については2013年に文化勲章を受章した日本文学研究者の中西進氏が有力視されています。安倍総理大臣はテレビ朝日の番組に出演し、有識者懇談会では全員が出典を日本の古典にすることで一致し、令和を推す声が最も多かったことを明らかにしています。

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