塚田副大臣「私は忖度します」 野党が辞任を要求[2019/04/03 11:48]

 自民党の塚田一郎国土交通副大臣が道路建設に関連して政権幹部に「忖度(そんたく)した」と発言した問題で、立憲民主党など野党6党派は塚田副大臣の辞任を求める方針で一致しました。

 問題になっているのは、麻生派に所属する塚田副大臣が1日に「下関北九州道路」について安倍総理大臣と麻生副総理の地元事業だと紹介した際の発言です。
 塚田国交副大臣:「総理とか副総理がそんなこと言えません。地元のそんなこと実際ないんですよ。森友とか色々、言われてますけど、でも私は忖度します」
 塚田副大臣は2日に「一連の発言は事実と異なるため撤回し、謝罪します」とコメントを出しました。しかし、野党は猛反発しています。
 立憲民主党・辻元国対委員長:「言った時点で今までもアウトです、という案件です。利益誘導、絶対にやっちゃだめ。あっせん利得です」
 3日午前、立憲民主党の辻元国対委員長が自民党の森山国対委員長と会談し、塚田副大臣の辞任を要求しました。

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