「ばらばらでは…」野田前総理が立憲民主に苦言[2019/04/12 00:00]

 民主党政権で総理大臣を務めた野田佳彦衆議院議員が夏の参議院選挙に向けた野党候補の一本化が難航している状況を受けて、野党第1党の立憲民主党に苦言を呈しました。

 野田前総理大臣:「野党第1党が皆さん力を貸して下さい、上から目線の発言じゃなくて、皆で力を合わせて自民党を倒していきましょうというスタンスになっていかなければいけないのではないかと思います」
 統一地方選挙の前半戦で議席を伸ばした立憲民主党は、菅元総理大臣がツイッターに「国民民主党は理念が不明確なので、解散した方がいい」と書き込むなど野党間のあつれきを生む発言で物議を醸しています。こうした状況を受けて現在、無所属で活動している野田前総理大臣は「強い自民党にばらばらに挑んでは対抗できない」と指摘し、立憲民主党の姿勢に苦言を呈しました。また、自由党の小沢代表が国民民主党との合流を仕掛けていることを念頭に「野党第1党と第2党の党首以外の人が動くことは雑音を生む」と牽制(けんせい)しました。

こちらも読まれています