防衛省は航空自衛隊の戦闘機による緊急発進が2018年度は過去2番目に多い999回に上ったと発表しました。
日本の領空に接近した外国機へのスクランブル(緊急発進)で中国軍機への対応は638回で、全体の6割を超えて2017年度よりも140回近く増えました。中国軍機は沖縄本島と宮古島の間を過去2番目に多い10回、対馬海峡は過去最多の7回通過し、無人機も初めて確認されました。防衛省は「中国は航空戦力を質・量ともに急速に拡大している」と分析していて、引き続き警戒を強めていく考えです。
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