安倍総理が「おわび」を検討 旧優生保護法めぐり[2019/04/17 15:01]

 旧優生保護法のもとで障害者らに不妊手術が行われていた問題を巡り、救済法案が国会で成立した際に安倍総理大臣が「おわび」の談話を発表する方針を固めました。

 議員立法で国会に提出されている救済法案には「我々はそれぞれの立場において真摯に反省し、心から深くおわびする」と明記されています。安倍総理としては当時、法律を執行していた政府の立場から初めて謝罪の意思を示すことで、被害者側の理解を求める狙いがあります。救済法案には被害者へのおわびと一時金320万円の支給が盛り込まれています。法案は11日に衆議院で全会一致で可決していて、参議院での審議を経て今月中に成立する見通しです。

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