「公正性、透明性を確保」 “GAFA”規制で提言へ[2019/04/18 17:02]

 自民党は、データの独占などが問題視されている巨大IT企業への規制を強化する新しい法律を作るよう政府に求める提言をまとめました。

 伊藤競争政策調査会長:「イノベーションを促進して、公正性、透明性をしっかりデジタル市場のなかで確保していくと。そのために必要な競争政策の在り方についての提言を取りまとめた」
 提言では、巨大IT企業と中小企業やベンチャー企業との取引で契約条件を変更する場合に事前通知を義務付けるなど、取引の透明性を高める新たな法律を検討するよう政府に求めています。また、デジタル市場の実態を正確に把握するため、政府内に専門の組織を設けてアメリカやEU(ヨーロッパ連合)と連携を強化すべきだとしています。さらに、巨大IT企業が消費者の個人情報を不正に扱うことを防ぐため、独占禁止法の規制を適用する体制を作るよう政府に求めています。

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