「反省し、深くおわび」旧優生保護法の救済法が成立[2019/04/24 11:45]

 優生保護法のもとで強制的に不妊手術を受けさせられた人たちを救済する法律が参議院本会議で可決・成立しました。

 全会一致で可決・成立した救済法には「我々は、それぞれの立場において真摯に反省し、心から深くおわびする」と被害者へのおわびが記されています。また、被害者1人あたり320万円の一時金を支払うことなどが盛り込まれています。優生保護法のもとで不妊手術を受けた被害者は約2万5000人に上るとみられていて、各地で国家賠償請求の訴訟が続いています。
 菅官房長官:「旧優生保護法を執行していた政府としても真摯に反省し、心からおわび申し上げたい」
 政府は24日午後、安倍総理大臣の「おわび」の談話を発表する予定です。

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