日本の総理として初 安倍総理がスロバキアを訪問[2019/04/25 05:51]

 欧米6カ国を歴訪中の安倍総理大臣は日本の総理として初めてスロバキアを訪れました。EU(ヨーロッパ連合)で存在感が増す東ヨーロッパの4カ国と首脳会議に臨みます。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 V4と呼ばれるこの4カ国とは去年10月に会合を行ったばかりで、安倍総理としては東ヨーロッパ重視の姿勢をアピールする狙いがあります。V4はスロバキア、チェコ、ポーランド、ハンガリーで構成される枠組みで、経済成長が安定している国々です。安倍総理としては自由貿易の推進など経済関係の強化を呼び掛けたい考えです。それに先立って24日にはイタリアのコンテ首相と会談し、6月のG20の成功に向けて連携することで一致しました。また、イタリアが中国主導の経済構想「一帯一路」に参加することを念頭に、安倍総理は投資の際には透明性や対象国の財政健全性が重要だと強調しました。そのうえで、同様の方針を中国にも求めていることを説明したということです。

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