安定的な皇位継承 秋以降議論本格化へ 菅官房長官[2019/05/01 10:56]

 菅官房長官は女性宮家の創設を含む安定的な皇位継承について、天皇陛下の即位に伴う一連の儀式が終わる今年の秋以降に検討を本格化させる考えを示しました。

 菅官房長官:「天皇陛下のご即位に伴う一連の式典が国民の皆様の祝福のなかでつつがなく行われるよう全力を尽くし、そのうえで衆参両院の委員会で可決された付帯決議の趣旨を尊重して対応したい」
 菅長官は皇族の数が減少するなかでの安定的な皇位継承について、今年11月に行われる皇室の儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」の後から検討を本格化させる考えを示しました。天皇の退位に関する特例法の付帯決議では、退位後に速やかに検討するよう政府に求めています。

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