どうなる憲法改正 国会で1年3カ月ぶり実質審議へ[2019/05/08 11:54]

 与野党は8日午後の衆議院の憲法審査会で、9日に1年3カ月ぶりに実質的な審議を行う方針を確認します。9日は国民投票の際のCM規制について審議しますが、憲法改正の議論は進むのでしょうか。

 (政治部・延増惇記者報告)
 自民党は野党が求めているCM規制の議論を呼び水にして、国民投票法改正案の9日の採決を提案する見通しです。憲法改正に必要な手続きを定めた国民投票法の改正案は、投票所を駅や商業施設に設置できるようにするものです。自民党が採決を急ぐ背景には、安倍総理大臣が改めて「2020年は新しい憲法が施行される年にしたい」と述べたことがあります。自民党としては国民投票法の改正後、速やかに「自衛隊明記」などの条文案を国会で説明したい考えです。一方、立憲民主党の枝野代表は「立憲主義を理解していない安倍総理のもとでの憲法改正は到底、容認できない」と述べるなど、国民投票法改正案の採決にも慎重姿勢です。自民党の幹部は「相当、テンポを上げないと2020年には間に合わない」と焦っていますが、アクセルを踏むのか、それとも安全運転で進めるのかまさに綱渡りの状態です。