新たに35件を「特定秘密」に指定 全部で551件に[2019/05/16 17:00]

 政府は、施行から4年が経過した特定秘密保護法について運用状況を確認するための会議を開催し、去年1年間で新たに35件の情報が特定秘密に指定されたことが報告されました。

 安倍総理大臣:「今回で5回目となる国会報告は、特定秘密の指定等の適正を確保するうえで極めて重要なものであります」
 会議では去年1年間で新たに35件の情報が特定秘密に指定され、合わせて551件となったことなどが報告されました。内訳は、防衛省が319件、内閣官房が81件、外務省と警察庁がそれぞれ38件などとなっています。政府は有識者の意見も踏まえ、来月上旬に国会に報告することにしています。

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