志位委員長 政権批判だけでなく政策の提案を重視[2019/05/23 09:49]

 共産党の志位委員長は党の主張が若年層の有権者に受け入れられていないとして、政権批判だけでなく、政策の提案を重視していく考えを示しました。

 共産党・志位委員長:「これまでの演説ですと、どちらかといいますとおっしゃられたように批判部分が7くらいで最後に政策部分が3とかね、いうことも少なくなかったんですけれども、この前の池袋の演説は逆にしまして、批判はもう端的に消費税の問題をやって、後は争点を出すというやり方をしてみました」
 志位委員長は共産党支持者以外の若い有権者に「政治が変わらないという閉塞感がある」と指摘しました。また、12日の中央委員会総会で「批判とともに希望を」という方針を確認したことを挙げ、今後は演説のパターンを変更し、批判だけでなく、政策の提案に力点を置く考えを示しました。一方で「試行錯誤で色々と訴えたい」とも述べ、慣れないスタイルへの不安ものぞかせました。

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