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令和初めての「国賓」として来日中のトランプ大統領。27日はその目玉となる一日です。朝から天皇陛下と懇談の場が持たれ、その後、日米首脳会談に臨んでいます。共同会見が行われた迎賓館前から報告です。
(政治部・吉野真太郎記者報告)
(Q.27日が首脳会談ということで1つの大きなポイントだが、安倍総理大臣は手応えを感じているか?)
手応えという意味では、日本側は得るところは得て、貿易に関してはアメリカ側の要求を受け流したという印象です。
まずは最重要課題の北朝鮮問題についてです。「同盟関係が盤石であり、日米は完全に一致している」というメッセージを発しました。そして、安倍総理と金正恩委員長との直接会談に対してアメリカ側として「支援を惜しまない」という姿勢を引き出しました。また、貿易問題については協議を加速させることでは一致はしましたが、具体的な農産品の輸入拡大などについては安倍総理は決着のスケジュールを明言せず、「聞き置いた」格好です。日本側としてはTPP(環太平洋経済連携協定)の水準よりも関税を下げないことを絶対防衛線にしているので、夏に向けて駆け引きが活発化することになります。
そして、新しい動きとしてアメリカとの間で緊張が高まるイラン問題です。安倍総理が自らイランを訪問するという仲介役を買って出たのに対して、トランプ大統領は期待感を示しました。日本政府高官は「今の日米関係と日イランの伝統的友好関係があれば、双方の意見をじっくり聞くことができる」としています。安倍総理は来月中旬にもイランを訪問することを検討しています。
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