国庫へ自主返納可能に 参院歳費返納の法案審議入り[2019/05/29 19:16]

 与野党で協議が続いていた参議院議員の歳費削減を巡って29日、歳費の自主返納を可能にする法案について審議が始まりました。

 夏の参議院選挙で定数が「3」増えることに伴う経費節減のために、自民・公明両党などは国会議員の給与にあたる議員歳費を国庫に自主返納が可能になる法案を提出し、29日に参議院の議院運営委員会で審議入りしました。この法案は国庫に歳費を返納しても法律で禁止されている寄付にあたらないことを定めたもので、月額7万7000円を目安としています。委員会では、日本維新の会などが提出した歳費を2割削減する法案と併せて審議されました。与党側は来週にも参議院を通過させて今の国会で成立させたい考えです。

こちらも読まれています