安倍総理の在職歴代3位に 問われる長期政権の成果[2019/06/06 11:52]

 安倍総理大臣の第1次内閣からの通算の在職日数が6日で2720日となり、初代総理大臣の伊藤博文と並び、歴代3位の長期政権になりました。

 安倍総理は1次政権の失敗を糧に、引き続き政権を担う姿勢を強調しました。
 安倍総理大臣:「第1次政権の様々な経験のうえに、第2次政権において5回の国政選挙。国民の皆様から力強いご支援を頂いたおかげでここまで来ることができました。皆様にお約束した一つひとつの政策をしっかりと前に進めていくことによって、その責任を果たしていきたいと思っております」
 このまま政権を維持すれば8月には戦後トップの佐藤栄作を超え、11月には戦前の桂太郎も抜いて「憲政史上最長」となります。ただ、安倍総理悲願の憲法改正や最重要課題の拉致問題は見通しが立っていません。また、北方領土問題を巡るロシアとの交渉も難航しています。この夏の参議院と衆議院の同日選挙が取り沙汰されているなかで、引き続き長期政権の成果も問われることになります。

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