働き方改革巡る提言の数々 推進会議から安倍総理へ[2019/06/07 00:00]

 政府の規制改革推進会議は、介護休暇を取りやすくすることなど働き方改革推進を盛り込んだ答申を安倍総理大臣に提出しました。

 安倍総理大臣:「規制改革は、安倍政権の成長戦略の柱であります。スピードこそ最も重要な要素であるとの認識を持ちながら、しっかり改革に進んでいきたい」
 答申では「介護離職ゼロ」に向け、1時間単位で介護休暇を取得できるよう法令の見直しを求めています。また、兼業や副業を促すために1つの会社に勤めることを前提とした労務管理の見直しも盛り込まれました。旧姓の使用については、国家資格の中では弁護士や医師などに限り認められていましたが、女性の就業者が多い保育士や介護福祉士にも枠を広げるよう提言しています。政府は6日の答申をもとに月内にも実施計画を閣議決定する予定です。

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