衆参W選の布石? “スーパーシティ構想”閣議決定[2019/06/07 11:52]

 最先端の技術を活用した街づくりを目指す「スーパーシティ構想」を巡る法案が7日朝、閣議決定されました。今の国会の会期延長と衆参ダブル選挙を巡って注目が集まっています。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 片山地方創生担当大臣は成立に意欲を示しましたが、会期末まで3週間を切っていて、十分な時間はありません。
 片山地方創生担当大臣:「岩盤規制を打破して日本経済をもう一度、世界経済のど真ん中で輝くようにするためには、これぐらいのこともできないようではしょうがないなと」
 この法案がにわかに注目を集めたのは法案成立の名目で会期を延長し、安倍総理大臣がダブル選挙に持ち込むという観測が広がったからです。しかし、複数の与党幹部が「緊急性のない法案で、会期延長はできない」と口をそろえて火消しに走りました。一方で、別の自民党幹部は「来週の安倍総理のイラン訪問の結果によっては、また解散風が強くなる」とも話しています。今、永田町ではあらゆる事象がダブル選挙と結び付けて語られていて、解散風がやむ気配はありません。

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