100年安心は嘘?“老後資金2000万円”巡り総理追及[2019/06/10 17:18]

 老後資金2000万円などを巡り、野党が総理を追及だ。

 年金だけでは老後の資金を賄えない…。金融庁がまとめた報告書に野党が追及。
 立憲民主党・蓮舫副代表:「日本は一生懸命、働いて給料もらって勤め上げて、退職金をもらって年金を頂いて、それでも65歳から30年、生きると2000万円ないと生活が行き詰まる。そんな国なんですか?」
 安倍総理大臣:「これは…不正確でありですね、誤解を与えるものであったと。これはすでに財務大臣からお話をさせて頂いている通りであります」
 金融庁がまとめた報告書では、65歳以上の夫と60歳以上の妻の無職世帯が30年生きるためには年金以外に2000万円の資金が必要と試算。これでは政府が「100年安心」としてきた公的年金制度では生活を維持できないということになるのだが…。
 麻生副総理兼金融担当大臣:「老後に月5万円、30年で2000万円の赤字であるかのように表現したという点につきましては、これは国民の皆様に誤解や不安を広げる不適切な表現であったと私どもは考えております」
 立憲民主党・蓮舫副代表:「この報告書、読みました?」
 麻生副総理兼金融担当大臣:「全体を読んでいるわけではありません」
 立憲民主党・蓮舫副代表:「この報告書で国民が怒っているのは『100年安心』が嘘だったと、『自分で2000万ためろ』という非常に無責任な国民を欺いた内容になってるから私はこうやって問わせて頂いているんです。撤回された方がいいんじゃないですか」
 安倍総理大臣:「積立金の運用は大きくプラスになっておりますし、マクロ経済スライドも発動されましたから、言わば『100年安心』 ということが確保された 」
 安倍総理は公的年金制度の信頼性はより強固になったとし、報告書の撤回については金融庁の判断に委ねるとした。