陸上イージス巡り山口県への説明資料にも“2mの差”[2019/06/20 12:04]

 「イージス・アショア」の配備計画を巡って、防衛省が山口県側に示した説明資料に記された高台の標高が国土地理院のデータと異なっていたことが分かりました。

 表記が異なっていたのは山口県阿武町の高台で、防衛省の資料では576メートルと記されていましたが、国土地理院のデータでは574メートルで、2メートル異なっていました。ただ、国土地理院によりますと、データの標準誤差は5メートルほどあるとしています。このため、防衛省も説明資料のデータについて差異はあったが、誤りではないという認識を示しています。イージス・アショアの配備計画を巡っては、もう一つの候補地である秋田県側への説明資料でミスがありました。レーダーの電波を遮るとされた山の仰角が大きく記載されていたほか、一つの山の標高を3メートル低く誤表記していました。

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