海賊版サイトに警告表示「通信の秘密の侵害」で断念[2019/06/21 07:19]

 漫画などの海賊版サイトにアクセスしようとした際に警告画面を表示させるという総務省の対策案に疑問の声が上がり、事実上、断念に追い込まれました。

 アクセス警告方式では、海賊版サイトにつなげようとすると「本当にアクセスしますか?」という警告が表示されます。これに対して有識者から「のぞき見されているようで気持ち悪い」「通信の秘密の侵害にあたる」などの指摘が出ていました。これを受けて総務省は、法的・技術的に実施は困難という見解を示しました。今月末にも報告書を取りまとめます。海賊版対策を巡っては、政府の検討会議が去年、特定サイトへの接続を遮断する「ブロッキング」の法制化を検討しましたが、断念した経緯があります。