参院選へ初の党首討論 消費増税・憲法改正で論戦[2019/07/01 06:16]

 21日に投開票が行われる参議院議員選挙に向けた初の党首討論が開催されました。「消費増税」の是非や「憲法改正」などを巡って激しい論戦が交わされました。

 国民民主党・玉木代表:「アベノミクスは様々な成果を語られますけれども、実質賃金が伸びない、そして消費が伸びないことが最大の弱点。消費税増税については、これは凍結すべきだ」
 公明党・山口代表:「(消費税)10%はより慎重に引き上げ時を見ると同時に使い道を大きく変更して、教育負担の軽減、少子化対策の充実に使うことにした。今、やめる状況にはない」
 共産党・志位委員長:「G20の首脳宣言では、世界経済の下振れリスクにすべての政策手段を用いると確認している。世界経済のリスクからも、増税は無謀である」
 自民党・安倍総裁:「令和という新しい時代を迎えました。新しい時代のあるべき姿、憲法のあるべき姿について条文をお示しをして、そのことによって国民的な議論が深まっていく。議論することは、私たちの責任ではないでしょうか」
 立憲民主党・枝野代表:「まずは国民投票法について、きちっとCM規制について議論をして結論を出しましょう。一致して結論出せるかどうか、それとも十分議論して採決になるか分かりませんが、その議論にはしっかりと我々は乗ります」
 日本維新の会・松井代表:「国民投票法の問題点も議論する代わりに自民党のいう9条の改正も議論する。我々の教育無償化も横並びで憲法審査会開く」
 社民党の又市党首は体調不良のため欠席しました。参議院選挙の公示は4日です。

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