参院選公示 選挙戦スタート 消費増税や年金が焦点[2019/07/04 12:00]

 参議院選挙が4日に公示され、17日間の選挙戦がスタートしました。消費税率引き上げの是非や年金問題、そして、改憲勢力が参議院で3分の2の議席を維持するかどうかが焦点です。

 自民党・安倍晋三総裁:「(民主党政権の)決められない政治のなかで経済は低迷し、中小企業、小規模事業の皆さんの倒産件数は今よりも4割も多かったあの時代に逆戻りするわけにはいきません」
 公明党・山口那津男代表:「この日本の政治の安定のためには、連立政権に公明党がなくてはなりません。政治に大事な要素は、国民の皆様の声を聞く政治を進めるということ」
 立憲民主党・枝野幸男代表:「これ以上、暮らしを壊されてはいけない。暮らしの安心を取り戻さなければならない。暮らしを守る。生活を防衛する。そのための夏の戦いをしていこうではありませんか」
 国民民主党・玉木雄一郎代表:「まず何よりも家計を豊かにすることによって、GDP(国内総生産)の6割を占める消費を盛り上げる。消費を軸とした好循環を回す経済政策に変えていこうではありませんか」
 共産党・志位和夫委員長:「税金の在り方を決めるのは安倍首相ではありません。主権者である国民の皆さんです。共産党を伸ばしに伸ばして頂いて10%は必ず止めようじゃありませんか」
 日本維新の会・松井一郎代表:「今の時点で増税をするなんていうのは、国民に負担をこれからも押し付けていく安易な増税なんです。止めるために我々に力を」
 社民党・吉川元幹事長:「社民党は現在、行われているマクロ経済スライドを直ちに中止し、最低保障年金の設立を強く訴えて参ります」
 参議院は法改正で今回、定数が3増えて124議席を争います。投開票は21日です。

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