シリーズ参院選 「希望と安心」掲げる共産党[2019/07/12 12:20]

 参議院選挙の投開票日まであと9日、シリーズでお届けする各党の主張です。12日は「希望と安心」をスローガンに掲げる共産党です。

 日本共産党は、有権者の関心が高い消費税10%の増税阻止を訴えることで議席獲得を目指します。
 共産党・志位委員長:「税金の在り方決めるのは安倍首相じゃない、主権者である国民の皆さんです。ですから皆さん、この力、主権者の力を発揮しようじゃないですか。(消費税)10%、必ず止めようではありませんか」
 実質賃金が下がるなかでの消費税増税は無謀だとして、公約では10%への増税中止を掲げています。一方で、「3つの提案」として最低賃金を1500円まで上げていくことや、低年金の人に年6万円を上乗せして給付することなどを訴えています。この実現に必要な約7.5兆円の財源は大企業に対する税制優遇の見直しなどで賄い、消費税増税の必要性はないとしています。野党共闘を掲げる共産党、憲法など統一候補のなかで見解が割れるなかで、どこまで議席を伸ばせるかが焦点です。

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