シリーズ参院選 公明党が「増税の意義訴え」[2019/07/16 11:51]

 シリーズでお伝えしている参議院選挙、各党の戦い。自民党と連立政権を組む与党・公明党です。

 前回の衆院選では与党で3分の2を上回ったものの、公明党は比例票を34万票近く減らして与党内でどう存在感を示せるかが課題です。
 公明党・山口代表:「政治の安定がなければ生活の安定もありません。公明党はこの安定とともに国民の声を聞くという政治、これが大事だと思っているんです」
 公明党は今回の参院選で選挙区では候補者全員当選の7議席、そして比例区では6議席以上の合わせて13議席以上の獲得を目指します。そして、選挙戦で力を込めるのは増税の意義です。山口代表は教育の負担軽減に税収を生かしていくとしたうえで、この道を切り開いたのは公明党だとアピールします。ただ、憲法改正については言及することはなく、自民党が目指す自衛隊明記については慎重な立場です。連立政権発足から今年で20年。政権のブレーキ役を自認する公明党がどこまで議席を伸ばせるかが鍵となります。

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