与野党議員が韓国の議員団と会談 共同声明に至らず[2019/07/31 23:28]

 日韓関係が悪化するなか、与野党の国会議員らが韓国の国会議員団と会談しましたが、共同声明を出すには至りませんでした。

 日韓議連・額賀会長:「共同声明という形ではまとめませんけど、極めて言ってみれば最大の困難な時期を迎えているという共通の認識を持ちまして、これから議連としては日韓両国の関係改善に全力を尽くそうと」
 超党派の議員連盟と韓国の国会議員団の会談では、中止が相次いでいるスポーツ交流や文化交流を継続するよう双方の政府や自治体などに働き掛けることが確認されました。また、徴用工問題を巡り、韓国側から来月の国会で財政支援などの解決策を講じるとの説明があったということです。日本の輸出管理の問題について、韓国側から「ホワイト国の除外を思いとどまってくれないか」との意見が出ましたが、日本の議員連盟は「輸出禁止のためにやっているわけではない」と主張しました。また、公明党の議員団も韓国の国会議員団と会談し、韓国側は山口代表に対して輸出管理問題について政府への働き掛けを求めました。これに対し、山口代表は「政府の措置は禁輸ではない」と韓国側に理解を求めました。

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