熱中症で救急搬送 全国で1万8000人超 前週の3倍に[2019/08/06 15:30]

 先週1週間に熱中症で救急搬送された人の数は、全国で1万8000人を超えていることが総務省消防庁の調べで分かりました。前の週に比べ、3倍以上に急増しています。

 総務省消防庁によりますと、先週1週間に熱中症で救急搬送された人の数は全国で1万8347人に上ったことが分かりました。前の週に比べて3倍以上に急増し、去年の同じ時期と比べても6000人以上増えています。搬送された人のうち57人が死亡し、700人以上が3週間以上の入院が必要な重症となっています。また、半数以上の1万人近くが65歳以上の高齢者であったほか、4割以上が家の中など屋内で発症していて、消防庁ではエアコンなどによる室温の調整やこまめな水分補給を呼び掛けています。

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