安倍晋三総理大臣は23日午後、ニューヨークに向けて出発しました。日米貿易協定や中東問題で成果を出せるかが焦点です。
安倍晋三総理大臣:「中東情勢の平和と安定は我が国の国益に直結しています。率直かつ真剣な意見交換を行いたい」
安倍総理はイランのロウハニ大統領との会談で中東情勢の緊迫化に深刻な懸念を伝え、アメリカとの対話を呼び掛ける方針です。その後、トランプ大統領とも会談し、アメリカとイランの仲介役を担いたい考えです。また、日米首脳会談では貿易協定の最終合意を目指しています。農産物での譲歩をTPP(環太平洋経済連携協定)並みに抑えられるか、日本車への追加関税をかけないという確約を引き出せるかが焦点です。
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