防衛白書「日韓の防衛協力に影響」 韓国の対応批判[2019/09/27 12:12]

 令和初となる防衛白書が27日朝の閣議で了承されました。日本と韓国の関係悪化を背景に、韓国側の対応を批判する内容が盛り込まれました。

 河野防衛大臣:「日韓の連携は大事だと思っていますので、韓国が賢明な判断を是非して頂きたい」
 韓国との安全保障協力について、韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題や韓国がGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄を決定したことなどを列挙し、「韓国側の否定的な対応などが日本と韓国の防衛協力・交流に影響を及ぼしている」と批判しました。さらに、防衛大臣が「失望を禁じ得ず、極めて遺憾」と述べたことも明記しました。また、北朝鮮の核兵器については「小型化・弾頭化がすでに実現しているとみられる」と警戒を強めています。

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