欧州の“憲法事情”視察から帰国 改憲議論進むか[2019/09/30 00:10]

 衆議院の憲法審査会のメンバーがヨーロッパ視察を終えて帰国しました。来月4日から始まる臨時国会で憲法改正の議論が進むかが焦点になります。

 衆院憲法審査会・新藤与党筆頭幹事:「日本の憲法改正にさらに取り組んでいかなくてはならないし、また、与野党含めた今回の海外調査でございましたから、今回の成果をもとに国会での議論を深めていきたい。このように思っています」
 2年ぶりとなった衆議院憲法審査会の海外視察は、自民党や公明党、立憲民主党など与野党の議員が参加してドイツやウクライナなど4カ国を訪問しました。各国の議会関係者らと懇談し、衆院の解散権の制約や憲法裁判所の運用などについて意見交換しました。来月4日から始まる臨時国会では、国民投票法改正案の審議と採決を終えて憲法改正の議論に入れるかどうかが焦点になります。

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