EEZ内へのミサイル 安倍総理が北朝鮮を強く批判[2019/10/02 11:53]

 今回のミサイルの発射を受け、安倍総理大臣は北朝鮮を強く批判しました。

 (政治部・安間由太記者報告)
 日本政府は今回の発射が国連の安保理決議に違反しているとして北京の大使館ルートを通じて北朝鮮側に厳重に抗議したということです。
 安倍総理大臣:「このような弾道ミサイルの発射は国連決議違反であり、厳重に抗議し、強く非難します。引き続き米国はじめ、国際社会と連携をしながら厳重な警戒態勢のもと、国民の安全を守るために万全を期して参ります」
 今後の焦点はミサイルの分析です。河野防衛大臣によりますと、軌道は高度900キロに達し、迎撃がより困難な「ロフテッド軌道」だったということです。また、今回の発射は兆候を把握するのが難しいSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)とみられています。河野大臣は「北朝鮮が技術の高度化を進めている」と指摘しました。また、今年に入って初めて日本の排他的経済水域内にミサイルが着弾していて、日本政府はその意図についても分析を進めています。

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