台風15号の被害など巡り“初動対応”検証へ 政府[2019/10/03 12:20]

 先月上旬、千葉県内で大規模な被害をもたらした台風15号について、政府は初動対応を検証するためのチームを立ち上げ、初会合を開催しました。

 菅官房長官:「今回の台風被害において浮かび上がった長期停電、及びその復旧プロセスなどの様々な課題を検討するために、各府省の枠を超えて本チームを立ち上げることに致しました」
 さらに、菅長官は大規模な通信障害が発生した際に、情報共有ができていたかや災害対応に慣れていない県や市町村への支援が適切であったかなどを検討する考えを示しました。一方、有識者からは「市町村が被害状況を迅速に把握していたのかや、被災者に公的支援の情報が届いていたかどうかの検証も必要」などの意見が出ました。政府は年内に検証報告をまとめることにしています。

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