菅長官が被災地視察 インフラ強化に更なる財政措置[2019/10/26 19:06]

 菅官房長官は台風19号による埼玉県の被害現場を視察し、堤防などのインフラ強化に向けて政府が進めている3年間、7兆円の集中対策に加え、さらなる財政措置を取る考えを示しました。

 菅官房長官:「さらに今回のこうした災害を踏まえたうえで、3年間集中の対策に必要なものについてはさらに上乗せをするなかで、こうした災害に対応する仕組みをぜひ作っていきたい」
 去年12月、政府は自然災害への対応としてインフラ強化などの緊急対策に2020年度までの3年間で7兆円を充てることを決めています。埼玉県を流れる越辺川と都幾川の堤防の決壊現場などを視察した菅長官は記者団に対して「必要に応じて上乗せする」と述べ、河川対策の強化を念頭にさらなる財政措置を取る考えを示しました。

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