MFOへの自衛官派遣 自民党部会で1年延長を了承[2019/10/30 14:39]

 エジプトのシナイ半島でイスラエルとエジプトの停戦を監視するMFO(多国籍監視軍)への自衛官派遣について、派遣期間を1年間延長することが自民党の部会で了承されました。

 MFOはアメリカやイギリスなどの多国籍部隊が参加する国際組織です。政府は安保法の成立によって国連が主導しない任務でも派遣が可能となったことから、今年4月末から陸上自衛官2人をMFOの司令部要員として派遣していました。2人はエジプト及びイスラエルとの連絡調整役などを担っています。MFOへの派遣を継続する意義として、政府は「日本の平和と繁栄の土台である中東の平和と安定に資する」と説明しています。派遣期間を来年11月30日まで延長することについて部会では特に異論はなく、政府は近く閣議決定する方針です。

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