石破氏 憲法改正「妥協すべきでない」[2019/11/11 23:18]

 自民党の石破元幹事長は憲法9条の改正について「妥協するべきではない」と述べ、自民党がまとめた改憲案に批判的な考えを改めて表明しました。

 石破氏は憲法9条の2項を削除して集団的自衛権を全面的に容認する考えで、安倍総理大臣が掲げた自衛隊を明記する改憲案に批判的な立場です。国会発議に必要な3分の2以上の賛成を得るために妥協も必要とする自民党内の考え方に対し、石破氏は「妥協していいものと悪いものがある」とし、国家の在り方に関わる自衛隊については妥協できないとしています。また、「国会議員の離合集散の数合わせより国民の理解の方が大事だ」とも強調しました。

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