「疑惑深まった」…桜を見る会 中止でも追及続く[2019/11/14 11:56]

 政府が来年度の「桜を見る会」を中止したことに野党側はかえって反発を強めています。安倍総理大臣が会を私物化していたとして引き続き追及しています。

 (政治部・岡香織記者報告)
 野党側は「中止を決めたのはやましいからで、疑惑は深まった」とみています。14日もそれぞれの委員会で取り上げ、幕引きはさせない考えです。
 立憲民主党・岸参院議員:「安倍晋三事務所として地元の有権者に案内状が出されていて、このなかで内閣府での取りまとめとされています。これこそまさに総理枠の存在を示すものではないでしょうか」
 内閣府・大西審議官:「長年の慣例で官邸内、与党にも推薦依頼を行ってきておりますけれども、厳密な意味でのその枠というものではございません」
 桜を見る会は民主党政権時代にも開催されていましたが、ある野党議員は「返り血を浴びてでも攻めるべきだ」と話していて、安倍総理に照準を絞って追及する構えです。今後は前日の懇親会は政治活動にあたるとして、収支報告書に記載がないのは政治資金規正法違反の疑いがあると辞任を迫る考えです。一方の政府・与党ですが、ある自民党幹部は「桜に火が付いたけど、もう散った」と話すなど早期の収束を目指しています。ただ、閣僚の辞任や民間試験の問題などもくすぶっていて、しばらくは防戦一方となりそうです。