日米貿易協定案が衆院通過 賛成多数で可決[2019/11/19 13:52]

 日米貿易協定の承認を求める議案が衆議院本会議で採決され、賛成多数で可決しました。引き続き参議院で審議し、政府・与党は来月9日の臨時国会の会期末までに承認を目指します。

 日米貿易協定では、アメリカから輸入される牛肉や乳製品の一部など農産品にかかる関税をTPP(環太平洋経済連携協定)並みに引き下げることや、日本の工業品の関税を引き下げることが決められました。野党側は自動車関税の交渉内容が不平等ではないかと批判していて、参議院でも引き続き議論が行われる見通しです。この国会で承認されれば、来年1月1日に発効となります。

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